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なんで分かるんだ。とでも言いたげに、聞き返してきた。
「なんでもありません。これ、チェックお願いします」
最初は正直何にも出来なかったけど、キーボードを打つことくらいできるようになった。
…コピーとか難しいのはできないんだけど。
「えーと…ここの数字が…」
「湊くぅん!」
来た。
確か…恵子さん。先輩のことを気に入っている、というのは多田さんから聞いた。
うん、湊さんすごく嫌そうな顔してる。
ごめんなさい…俺、恵子さんからは守れないです。
しかし…湊さんと関わるようになって気づいたことは、男にも女にもモテる、ということ。
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