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「あ、翔真~!久しぶりー!やっぱかっこいいわー!」
早退させてもらい、店に着き大人数用の部屋に入った時には、既に十数人はいた。
「あ、翔真くん…会いたかった」
そう言い、袖を掴んできたのは男のセフレ。
弱々しく、抱き心地もまあまあ。
ハル、と呼ばれてる奴。
「久しぶり。元気してた?」
「ううん…僕、翔真くんじゃなきゃダメみたい。ねえ、また…抱いて?」
上目遣いしてくる。
大学の時はそれにそそられたが、今では全く効かない。
てか、こない。
お前より、湊さんのほうがまだ抱ける。
…なんてね。
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