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「さー飲んで飲んで!」 俺の前に、ビールが入ったグラスが置かれる。 …入りすぎだろ。まあ、酔わないからいいんだけどな。 口をつけた瞬間、俺の携帯が鳴る。 …湊さん? 寄ってくる女子を無視し、電話にでた。 『翔真?今どこにいるんだ?』 「どこって…いま、飲み会中ですよ?」 『お前、鍵っぽいのデスクの上に置きっぱだぞ』 「え!?困る…取りに行きますね」 『いい。届けに行く。どこだ?』 「○○の××ってとこですけど…いいですって」 『遠慮すんな。行くから』 一方的に告げられ、きられた。 やっば…あの人綺麗すぎるから、めっちゃ心配… とりあえず、ビールを煽る。 すると、いいねぇ~といわれ、グラスにどんどんビールが注がれていった。
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