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「お父さん!お母さん!ありがとう!!わたし、頑張るね!!」
「でも、今日は大変だったから、お片付け終わったらおうちに帰るわよ。ラーメン修行は明日から!」
そんな~。せっかくか張りきってたのに……。としょんぼりしていたら、お店の引き戸ががらがらと開いた。
「ごめんくださーい。」
女の人の声がしてそちらをみると、綺羅星さんがいた。
「綺羅星さん!!いらっしゃいませ!!」
綺羅星さんはわたしのほうをみると、ニコッと笑って
「ちいかちゃんこんにちは。なんだかお片付け中みたいだけど、もしかして、お昼の営業時間終わっちゃった?」
「あ。それが……。えっと……。」
わたしが口ごもっていると、お母さんが
「ちいか、そちらのかた、お知り合い?」と聞いてきた。
「うん、こちら綺羅星さん!月刊グルメの編集部のひとなんだよ!!おいしいお店の取材してるんだ!!」
「えっ!!あの月刊グルメの?!まあまあ、すみません、ちょっと今日はバタバタしてて、臨時休業になってしまって……。」
お母さんはテーブルを片付けてお水を汲んで、綺羅星さんに座るように案内した。
「あ、すみません、そんなときにお邪魔してしまって……。
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