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「ち、違っ、だって俺こんな、こんなにエロいとか知らな、ゃあアっ」
「あーあ、パンツの中ぐしょぐしょ。どうすんだよ太郎このまま帰れんの? それともここで脱いでノーパンで帰る?」
「はな、離して弘毅ぃ、あっ、ああっやだぁ……え」
「ははっ、何変な顔してんだよ俺に触られるのが嫌なんだろ? その状態じゃ遊べねーし用事も済んだんだからもう帰ろうぜ。ほら、ちゃんと立てよ太郎」
「あっ、や、待って、ひいっ!」
中腰のまま動かなくなった太郎が顔色だけを赤や青に変えている。多分、下着の中に吐き出されたもんが漏れて太腿を伝ってんだろうな。
縋るような涙目で俺を見上げてくる太郎。
「……帰る前にトイレ行くか」
「こ、弘毅ぃ。ぐすっ、うん。俺ぇ、今すぐトイレ行きたいぃ」
苦笑しながら頭を撫でてやれば、半泣きの太郎がこくこくと頷いた。
――だけど、この様子じゃまだ気付いてねぇな。
俺がずっと怒り狂ってて、既にお前への仕置きが始まってることを。
せっかく二人で過ごせる筈の休日。
俺に隠れて充陽と会う約束をしやがったり、ファンだか何だか知らねぇが初対面の女どもに見惚れて頬を染め、すっげ可愛い照れ笑いまで浮かべたり。
ふざけんなよ太郎。
おかげで誰にも見せる気の無かった動画を牽制目的とはいえ見せちまったじゃねーか。
くそ、あいつら俺の太郎に手ぇ出しやがったら絶対許さねぇ。
まあ、それより今は仕置きの方が先だ。
とりあえずトイレの個室に無理やり押し込んでからの生ハメ中出しだろ?
その後は俺のを漏らせないように布でも突っ込んで塞いでやるか。
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