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夢10
ぶら下がった電球を中心に、私はぐるぐると回っていた。
最初は特になんの感情もなかったが、だんだん加速していくにつれ、楽しくなってきて…側から見れば私のその行動は虫に似たものを感じる者が多いのかもしれない。
だんだん視界もぐるぐるしてくる。なのに、自分の意思では止めたくても止められないのだ。
吐き気がだんだん酷くなってくる。どうやら夢では頭から爪先まで夢の思うがままらしい。
グルグル、グルグル、グルグル、グルグル…
ハテ
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