三話「僕は帰れない」

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話を聞けばどうやらこの世界には魔王に近い存在が居るらしい。そして、それを倒しに出掛けて帰ってこなくなる人間も多いらしい ま、そんなこんなで次の街に着いた訳だ。 ヨーロピアンだ。テンプレート的な 「おい!」 街を眺めてると声がした 「ぼっとしてんじゃねよ!殺されたいのか?ぁ?」 口調からして男か?と思ったが、それは女性だった 「ぁ?どうだっつてんだよ!おるぁ!」 鈍痛、殺意……殺意……どうやら腹を殴られたらしい 「……殺す」 そう気づいたら呟いていた しかし、女はいつの間にやら居なくなった。 つまらない。 仕方なく、僕は道に落ちていた剣で子供を串刺しにして、ゴミ箱に突っ込んで後にした
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