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マックで執筆中。
「相変わらず正直な意見だな。小野木は…」
そう言われてしまう。
正直な意見……。
また、余計な事を言っちゃったのかしら?
「確かに勿体無いと俺も思うよ。
だけどそれは、先生の作品に対しての
強い想いでもあり
息子の睦月君のためでもあるんだ!」
真剣な表情で河合先輩は、話してくれた。
睦月君のため……?
「下手に報道陣が、うろつかれると
プライベートでかなり支障が出るし
睦月君に被害が及ぶからね。
それに、ほら先生って見た目的に
小説家っぽくないでしょ?」
河合先輩の言葉に驚いた。
「確かに…私も最初お会いした時は、
部屋を間違えたのかと思いました」
見た目は、イケメンロッカーという感じだ。
「実は、俺も最初お会いした時に驚いたんだよね。
先生の知っている人は、好意的だからいいだろうけど
世間は、いい風に見ない人も居る。
下手したらゴーストライター居るのではないかとか
疑う人も出てくるだろうからね」
その言葉を聞いた時ハッとした。
確かに。何も知らない人は、
そうやって疑う人も居るかも知れない。
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