藤崎親子。

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すると拓馬君は、嬉しそうに 「そうなんだ?なら、一緒に遊ぼうぜ。 バスケットボールを持って来たからバスケしょうぜ」 睦月君を誘ってくれた。 睦月君は、コクリと頷くと 拓馬君と一緒に遊びに行ってしまった。 結局バスケで遊ぶ事になったんだ。 クスッと笑みを溢すと私は、 遊んでいる睦月君達を見ていた。 そうしたら 「あの…もしかしてあなたは、 睦月君のパパの仕事関係の方かしら?」 そう声をかけられた。 えっ? 声をする方を見ると 30代ぐらいの女性だった。 「あ、私は、今睦月君と遊んでいる 金本拓馬の母親です。 もし違ったらごめんなさい」 「あ、いえ…間違いありません。 私は、クローバー社の小野木と言います」
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