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「でも、実際に会話をしてみると礼儀正しいし
何よりイクメンなのよね。
睦月君に対して優しいというか面倒みがいいの。
周りのママさん達もあんな夫が欲しいと
言われているわ」
そう言って教えてくれた。
私は、その言葉を聞いて驚いてしまう。
イクメン……そんな父親のイメージが湧かない。
睦月君とあまり接点がなかったせいかも
しれないけど
それに礼儀正しい……。
私には、厳しいというか叱られっぱなしなので
余計に驚いてしまった。
拓馬君のママから
色々と聞いたが余計に戸惑ってしまった。
新たな先生を知るけど…そうなのだろうか？
もう少し歩み寄ったら分かるのだろうか。
それから時間になったので睦月君を連れて
自宅マンションに帰った。
話し込んでしまったため
少し遅くなってしまった。
先生……まだ怒っているだろうか？
いや。むしろさらに怒っていそう…。
恐る恐るインターホンを押すと
普通の口調で開けてくれた。
ガチャッとドアを開けると
部屋からいい匂いが舞い込んできた。
カレーライス？
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