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「あ、えっと……なら、お願いします」
断るのも悪いと思い私もおかわりを頼んだ。
先生は、キッチンに行くと
私と睦月君の分をよそってくれた。
その姿を見るときちんと
家事をやっているのが分かった。
そういえば、リビングなどの部屋も
とても綺麗だわ。
先生が日頃、掃除をしているのだろうか?
「ほら。」
よそってくれたカレーライスを私に渡してくれた。
「あ、ありがとうございます」
慌ててカレーライスを受け取った。
そうすると睦月君にもカレーライスを渡すと
口についた汚れを拭いてあげていた。
その姿は、いい父親の姿だった。
拓馬君のママが言っていたのは、
この事なのだろうか?
何だか先生の事が気になり始めていた。
カレーライスは、結局。完食してしまうが
食べ過ぎてお腹が苦しい。
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