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そうするともう一度ため息を吐かれ
「まぁ、いい。睦月は、お前に懐いたようだしな。
それより支度しろ。睦月を迎えに行くから」
そう先生に言われた。
どうやら許してくれたようだ。
若干呆れ返られたような気もするが
「それなら私に任せて下さい。
先生の手を煩わす必要はありません。先生は、
どうぞ小説の方を書いていて下さい」
これぐらいなら私1人でもやれる。
「しかしだな…」
「私にお任せ下さい。
あ、これ……差し入れのシュークリームです!」
先生にシュークリームの入った箱を差し出した。
「あ?あぁ…悪いな」
「では、行ってまいります」
私は、シュークリームの箱を渡すと
張り切って迎えに行った。
少しでも先生の役に立ちたいと思った。
幼稚園の方に行くと
睦月君は、拓馬君達と外で遊んでいた。
居た、居た。あそこに…。
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