先生の奥さん。

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女としてそれは、どうかと思ったが 作って貰えるとなると やっぱり嬉しい。 若干、申し訳ないけど…。 それ以外にもお肉や魚などをカゴに入れていく。 「先生は、まとめ買いをするタイプなんですか?」 「まぁな。仕事が忙しいといちいち行くのが めんどくさいからな。 その時によって足りない物を買い足すぐらいだ」 そう言って教えてくれた。 私もまとめ買いをする時があったが 以前あるのを忘れて同じ物を買ったり 賞味期限がギリギリになってしまうので なるべくその日の分だけ買うようにした。 まぁ、先生がそんな失敗とかしないだろうけど 店内を回るとお菓子コーナーにたどり着いた。 お菓子を見ると睦月君は、私の手を離し 駆け寄って行く。 そうすると先生は、 「何処かに食べに行きたいのならお菓子は、 1つにしておけ。分かったか?睦月」 睦月君にそう言い聞かした。 睦月君は、理解したらしくこちらを 振り向くとコクリと頷いた。 そして、真剣にお菓子を選んでいた。 その姿は、子供らしくて可愛らしい。
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