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数分後、身支度をした男性が出てきた
年齢はつららさんと同じ位で20代半ばだろうか
かなりのイケメンだ
うっすら伸びた無精髭
渋い感じの顔
そして全身から醸し出されている危険な雰囲気
なんだ…
この部署の顔面偏差値は…
美男美女。
そして可愛い動物達
チンチクリンの私だけ浮いてないか?
なんて思っていると
男性が、
「お~い。つらら。なんだこのチンチクリンは?」
っと、私に指を差しつららさんに顔を向ける
「今日から所属となった愛宕桜巡査よ。って、昨日言ったでしょ。そして女の子に向かってチンチクリン言うな」
っと、男性の後頭部をつららさんがひっぱたく
痛てっ
っと男性が歪んだ顔になる
そして
「そうだっけか?覚えてないなぁ。まぁ良いか」
と言いこちらに顔を向け
「 俺は、椿蒼(つばきあおい)だ。階級は一応警部補な。改めて宜しくな、チンチクリン。」
「私は、愛宕桜巡査であります。宜しくお願い致します」
私は立ち上がり敬礼をする
「まぁ、そんな堅苦しくしなくて良いから。気軽にな。階級とか堅苦しいから蒼さんとでも呼んでくれ」
っと、蒼さんはめんどくさそうに頭をガシガシ掻く
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