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「桜ちゃんはこのデスク使ってね」
一番端の机を指定された
「ありがとうございます」
私はデスクに座ると目の前のPCに目をやる
やった
このPCは私が欲しかった最新型じゃん
高くて買えなかった
これプライベートで使っちゃまずいのかな?
なんて思っていると、
「チッ、あいつら。まだ起きて来ないのかよ…」
さっきの笑顔がどこえ行ったのか…
つららさんは物凄い怖い顔している
女番長なの?
女総長なの?
背中にうっすら炎が見える…
「ちょっと待ってね」
つららさんはこっちを見ずに奥の障子襖の方へドカドカ音をたてながら歩いて行った。
そして、襖を開くと同時に、
「おらぁ。さっさと起きんかい。一度で起きれんやつはいてまうど」
物凄い剣幕で部屋の中に怒号を放つ
関西弁?
するとバタバタ音がしたと同時に部屋から小さい何かが飛び出して来た。
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