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名もなき世界の名もなき戦争
この世界は何百年も戦争が続いている。
何が発端で始まり、何がこの戦争を終わらせるか、それは誰も知らない。
戦争によって死ぬものは数多く、悲しむ人間も数が知れない。
何も得ることができない、そんな不毛な戦争が永遠に続き、
戦争は二大勢力に別れ、領土の取り合いへと変わっていく。
そんな乱戦の中、戦争に変化の時が訪れた。
二大勢力の一つ、【巣窟】
軍に所属する兵士一人一人がバケモノのような存在であることからそう呼ばれている。
その巣窟に変化が起こる、巣窟の頂点【元帥】の座がわかった。
この変化が戦争を大きく変えていくことになる。
この物語は、
【元帥】とその下で戦う兵士たちの闘いの記録である。
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