マリア 発進!!

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マリア 発進!!

マリアの中へ入ると、乾燥ソーメンのパック100個入りの段ボールが、山のように積んで並んであった。 ショウ「愛艦長、ソーメン20002000個積み終わりました。」 愛「20002000個?そんなに?」 サキ「金星、火星にそれぞれ10000000個ずつ、テラスに2000個で、合計20002000個になります。」 マサ「因みに、段ボールの数は200020個です。」 愛「どうやって、こんなにソーメンを詰め込んだの?」 ショウ「ここの大学生1000人に手伝ってもらいました。」 愛「そこは人力なんだ。」 サキ「白河(しらかわ)教授が経費削減だって。」 愛「白河教授?誰それ?」 マサ「さっきまで一緒にいた人です。白衣を着て、愛さんのファンの人です。」 愛「あの人、教授なんだ。」 ショウ「さあ、地球を出発しましょう。」 愛達は、誰ボールに囲まれたエレベーターに乗り、4階にあるコクピットの中へ入った。 コクピットの中は、12畳程の広さで、ショウ、サキ、マサの3人は、愛から少し離れて囲むように座席に座った。愛の座席は、3人より1段高い位置にあり、席のテーブルの上に、ザリガニのハサミの形をした赤色のグローブと、尾扇が置いてあった。 サキ「重力安定装置作動、マリアシールド発動!!」 ショウ「艦長!!マリア・グローブとマリア・テイルファンを装着して下さい。それを装着することで、マリアとシンクロします。」 愛「え?もしかして、これ?」 愛は、テーブルの上に置いてあったグローブを手にはめ、尾扇をお尻につけた。 愛「なにこれ?メイド服にザリガニスタイル?おかしくない?」 マサ「よく似合ってますよ、艦長!!マリアエンジン始動!!マリア!!発進!!」 愛「似合ってますって、よく言うわ!!それに、マリアエンジンってなに?」 アメリカザリガニの形をした宇宙最強戦艦・マリアは、空へと飛び立って行った。
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