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15.
(´・ω・`)「何かあったのか、ハイン?」
从 ゚∀从「……」
(´・ω・`)「僕は何でも相談に乗るぞ」
从 ゚∀从「……」
ショボンの胸の内側に落ちた、一粒のインク。
それがものすごい勢いで広がり、心を暗黒で満たしてゆく。
(・ω・`;)(一体どうしたんだ、ハイン! 僕のハインに一体何が!?
し、心配だ……心配だ!)
結局、その日は一回も口を聞かないままだった。
家に帰ってからもハインは食事すら摂らず、部屋に篭り切りになっている。
おにぎりと漬物を乗せたお盆を手に、ショボンは彼女の部屋のドアの前に立った。
(´・ω・`)「ハイン、ご飯持ってきたぞ」
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