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38.
茂みをガサガサ掻き分ける音が、ショボンを回想から現実に引き戻した。
(´・ω・`)(ん?)
かなり近くだ。
道から雑木林に何かが入って来る。
(´・ω・`)(犬か何かか……? いや、何かおかしいぞ。きっとストーカーだ)
(U^ω^)クンクン
それは確かにこの林をねぐらにする野犬だったのだが、暗くてショボンからは見えない。
ショボンは虚空を指差して叫んだ。
(´・ω・`)(今こそやる時だ……! ハインを守るのは僕だ!)
(´・ω・`)「聞け、変態! 低所得者! 僕はショボン、ハインの兄だ!
貴様をこれからフルボッコにして警察に突き出してやるからそのつもりでいろ!」
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