プロローグ【ドール先輩、現る】
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高校の入学祝いに雛太が欲しいと言ったのは黒縁の伊達眼鏡だった。 両目とも視力二・〇であるにもかかわらず、そんな眼鏡を欲しいと言ったのは、なぜか? 少しでも大人っぽく男性らしい外見になりたかったからだ。 「そんな理由で眼鏡をかけるなんて……まあいいか」 父も母も反対しかけたくせに、すんなり認めた。 親も心配するほど幼く見えてしまうということか。 なんだか逆にがっかりだ。
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