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「あなたが龍級魔法を放った時にあなた身体を屈ませて防いだでしょ。だからそれは逆鱗を守っているからだと思ったの」
地龍はそれでも吠える。
「しかし!もし我があそこで振り向かなかったらどうしたのだ!」
「それは三大最強だから私の気配を察知して振り向いてくれると思ったのよ」
地龍は微笑み、
「もし我が振り向かなければどうしたのだ?」
「その時はその時に考えるわ」
「......見事だ」
そう言って地龍は意識を失った。
それを確認して私は闘技場に向かう。
だけど、身体が思うように動かなかった。
私はそこで気絶してしまいそうになる瞬間に声が聞こえた。
「この馬鹿弟子が」
その声と共に意識を失うのだった。
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