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第七十話 レイロードVS天龍ウルガムナ
~レイロード視点~
俺と天龍のバトルが始まったのだが、こいつ桁違いの強さだ。
もし、他の龍人の二人もこれ程の強さだったらリリア達に勝ち目があるか不安でしょうがない。
そんな時だ。
「なんだこれは?」
そんな女性の声が聞こえた。俺がその聞こえた方を見るとエルフの女性がいた。
だけど誰かに似ている気がする。
「それでこれはどういう状況かは大分分かったが私はどうすればいいのかね」
すぐに察したらしい。
俺はこの人が敵じゃない気がした。
「あの味方ですか?」
俺は一応確認の為に聞いた。
「あんたがレイロードかい?」
「そうですけど」
何でこの人俺の名前知ってるんだろうか.......。
「なら味方だね」
その言葉だけで満足だ。
「あの今通り過ぎた人の手助けに行ってくれませんか?」
「リリア達の事かい?」
もう何で知っているのかは後回しだ。
「そうです!あなたが戦えるのならよろしくお願いします!」
俺はいつ襲ってくるか分からない天龍を見据えながらお願いした。
そのエルフの人はため息をついて、
「あの子にはここにいる奴らを助けてやれと言われたが、まあ大丈夫だろう」
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