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「面白い。ならば俺に勝てねば話にならないぞ」
「はなからそのつもりだよ」
そこから剣を振り、俺が上空から火の超級を放つがすぐに避けられる。
だが、今の所は俺が優勢だ。だが、相手は天龍だ。天龍ということは風魔法を使ってくるだろう。それを注意しながら攻める。
天龍は防戦一方だ。このまま攻めきれたらいいんだがな。
だが、そう上手くはいかない。
天龍は一度後ろに退いた。
俺はそのまま天龍に突っ込むことが出来なかった。
何をする気だ?
俺がそう思っていると、
「上にある!」
そんな声が聞こえた。
俺は咄嗟に上を向くと、そこには百本はあるだろう風の超級の槍があった。
それが俺に落ちてくるところだ。
あいつ。防戦しながらこれを作っていたのか。
俺は何とか避ける。
だが百本近くが同時に降ってくるので避けきれない。
少しダメージを食らってしまう。
今回はこの声に助かったな。
誰か知らないが感謝だ。
俺は何とか百本避けきって、天龍を見ると目の前にいた。
「な!」
俺は咄嗟に剣を構えて防戦するが、吹っ飛ばされた。
「がは!」
壁に思いっきり突撃する羽目になった。
だが何でだ。あいつの事はあまり目を離していないつもりだった。
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