第七十話 レイロードVS天龍ウルガムナ

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 「面白い。ならば俺に勝てねば話にならないぞ」  「はなからそのつもりだよ」  そこから剣を振り、俺が上空から火の超級を放つがすぐに避けられる。  だが、今の所は俺が優勢だ。だが、相手は天龍だ。天龍ということは風魔法を使ってくるだろう。それを注意しながら攻める。  天龍は防戦一方だ。このまま攻めきれたらいいんだがな。  だが、そう上手くはいかない。  天龍は一度後ろに退いた。  俺はそのまま天龍に突っ込むことが出来なかった。  何をする気だ?  俺がそう思っていると、  「上にある!」  そんな声が聞こえた。  俺は咄嗟に上を向くと、そこには百本はあるだろう風の超級の槍があった。  それが俺に落ちてくるところだ。  あいつ。防戦しながらこれを作っていたのか。  俺は何とか避ける。  だが百本近くが同時に降ってくるので避けきれない。  少しダメージを食らってしまう。  今回はこの声に助かったな。  誰か知らないが感謝だ。  俺は何とか百本避けきって、天龍を見ると目の前にいた。  「な!」  俺は咄嗟に剣を構えて防戦するが、吹っ飛ばされた。  「がは!」  壁に思いっきり突撃する羽目になった。  だが何でだ。あいつの事はあまり目を離していないつもりだった。     
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