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第五話 修行の日々
~後日~
まず、親父との特訓が始まった。親父との練習は殆どが基礎練だった。まず村を一周ランニングから始まり、筋トレ、最後に少し剣を振らせてもらえた。
村を一周と言っても殆どは歩き見たいなものだ。だけど歩き慣れていない俺からしたらもの凄い疲れた。
剣を振らせてもらったと言っても木刀だ。
俺が木刀を振れることに親父は不思議がっていたが、生まれた時から身体強化魔法が使えるから、木刀も振れるからと誤魔化した。
まあ、親父が言いたいことは俺が普通に剣を振っている事なんだろうけどこればっかりは言えるわけがない。
言えない。本当は中二病で昔振ってたなんて言えるかよ!
普通のトレーニングで大丈夫と言っておいたが、正直赤ちゃんの頃筋トレをしていなかったらランニングで倒れていたと思う。
一応俺一歳なんですけどね!
ただ、初めて外に出て走ったが、村自体はおかしくはないんだが村の周りを森で囲んでいるんだ。
......まるで、何かを守っているかのように。
まあ、それは置いておき、親父に森には魔物がいるから入るなと厳命された。
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