第2章 愛の女神、ラブヴィーナス

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第2章 愛の女神、ラブヴィーナス

こんな感じで私は天使になった。 今は天野 瑠璃亜ではなく、ミカエル・ラウドルップと呼ばれている。 あだ名で、ミカエラと呼ばれていた。 ミカエラは前世の記憶(生きてる時の記憶)を持ったまま、天使になった。 こういう、前世の記憶を持ったまま、天使になった者の事を、 『ハーレム』 と言う。 天使になっても、人間(アラビノ)と同じように生活するのが一般的だった。 だが、優秀な天使だけが、神の使いとなる。 ミカエラは天使学校の、ソルティモエンジェルスクールに通っている。 ソルティモエンジェルスクールは、天使の中の、選ばれしものだけが通える、超名門校。 ミカエラは、アラビノでも天使でも超がつく学校にいるなと思っていた。
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