第3章 愛の女神の天使の仕事

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「うん…最後にひとつだけ聞いていい?瑠璃亜。」 瑠亜璃はすがるような目で瑠璃亜のことを見つめた。 「ええ、いいわ。その代わり、たっくさん生きてね。天国で待ってるから。」 「ありがとう!瑠璃亜!あのね、瑠璃亜、天国ってどんなところ?」 「うふふ。とってもたのしくて、とっても最高な場所よ。 …じゃあ始めましょうか。」 ミカエラは深呼吸を1つすると、杖を瑠亜璃の方に向け、初めて愛を送った。 『愛の女神の天使、ミカエル・ラウドルップが命じる 我が命に従い、天野 瑠亜璃に愛を芽生えなさい! フローラル・アワー!』 ミカエラは愛を送るのは初めてだったのに、まるで天から降り注ぐようにこの言葉を言った。 ミカエラが瑠亜璃に愛を送ると、瑠亜璃の周りにピンクの煙が立ち上った。 …煙が消えると瑠亜璃は外見は何も変わってないのに、何かが変わった。 何かは分からないまま、夜が過ぎてしまった。
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