第2章 愛の女神、ラブヴィーナス

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ラブヴィーナス様と呼ばれた女性は、かぐや姫のような着物に、羽衣をつけて扇子を持っていた。 ミカエラは一瞬、心を奪われた。 このラブヴィーナス様は、すごく美しかった。 「隣に座っていらっしゃるのが、自分の女神、神様じゃ。 ふぅ、これで終わりじゃ。 解散してよろしい。」 ラファド大天使はそれだけ言うと、校長室を出ていった。 ミカエラの隣に座っていた女性は、にっこりと笑い、ミカエラに手招きしながら、こっちに来るように言った。 ミカエラが女性のところへ行くと、女性は美しい顔やスタイルにあった、鈴のなるような声でミカエラと喋りだした。 「こんにちわ。ハーレムさん。 私が愛の女神の、ラブヴィーナスよ。 あなたが愛の女神の天使ね?お名前は? これから仲良くしましょうね。」image=510032851.jpg
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