第3章 愛の女神の天使の仕事

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第3章 愛の女神の天使の仕事

そこは豪邸と言うより、本当に大ーーーきなお城だった。 中に入って、ラブヴィーナス様の部屋に入っていった。 そこはもう、部屋と言うより、家一個分入るくらいの大きな部屋だった。 ラブヴィーナス様は、とてつもなくフカフカなソファに座ると、扇子で顔を仰ぎながら、ニッコリとした笑顔を崩さずに、仕事内容を話し始めた。 「愛の女神の仕事は、天使たちに愛を送ること。 愛の女神の天使の仕事は、アラビノたちに愛を贈ること。 今からアラビノの世界へ行って、あなたの元妹、瑠亜璃さんに愛を植え付けてきなさい。」 それだけ言うと、ラブヴィーナス様はアラビノの世界への道を開いた。 え…? ど…どうすんのーーーー!!!! ピカー! まばゆい光と共にミカエラは光の中へと消えていった。
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