1人が本棚に入れています
本棚に追加
第3章 愛の女神の天使の仕事
そこは豪邸と言うより、本当に大ーーーきなお城だった。
中に入って、ラブヴィーナス様の部屋に入っていった。
そこはもう、部屋と言うより、家一個分入るくらいの大きな部屋だった。
ラブヴィーナス様は、とてつもなくフカフカなソファに座ると、扇子で顔を仰ぎながら、ニッコリとした笑顔を崩さずに、仕事内容を話し始めた。
「愛の女神の仕事は、天使たちに愛を送ること。
愛の女神の天使の仕事は、アラビノたちに愛を贈ること。
今からアラビノの世界へ行って、あなたの元妹、瑠亜璃さんに愛を植え付けてきなさい。」
それだけ言うと、ラブヴィーナス様はアラビノの世界への道を開いた。
え…?
ど…どうすんのーーーー!!!!
ピカー!
まばゆい光と共にミカエラは光の中へと消えていった。
最初のコメントを投稿しよう!