僕の憂鬱と不機嫌な彼女

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浦「 にっしー、ちょっと集合~ 」 不意に呼ばれる俺の名前に振り返るとリーダーが小さく手招きをしていた 西「 んー?振り付け確認?」 浦「 いや違う、…最近お前が仕事にあんまり集中出来てない理由のお話~ 」 西「 ……バレてた?切り替えてるんだけどな…。あははは 」 リーダーは人一倍周りを見てるもんな… 苦笑いをして頭を掻いてると、 浦「 はい、バレバレで~す。んで、どうする?チビの… 」 西「 知りたいです、教えてくださいっ 」 食い気味に、後ずさりされるぐらい近づいたら 浦「 まだ何も言ってないんだけど(笑)まあいいや。はいまず~、にっしーは勘違いをしてる事があるよ。ってことと……あんまりチビのこと放置してると…取られちゃうかもね。って話~!以上!解散!!!」 カンチガイ?何を? それに取られる?千晃を?誰に? 〝 取られちゃうかもね 〟って発言をした時リーダーの目線は千晃に向けられて、体操座りの千晃の隣に座ってたのは… 西「 ………ぇ?…真司郎?」
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