僕の憂鬱と不機嫌な彼女

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西「 ………ぇ、あっ…。」 リーダーがせっかく千晃と話せるタイミングを作ってくれたのに、久しぶりの千晃を前にして上手く言葉が出てこない そんな俺を見て 伊「 …何もないならもう行ってもいい?」 そう言ってまた避けようとする腕をグッと掴むとその反動で千晃がしゃがみ込み俺と一緒の目線になる 西「 ちぃちゃん、ひとつ聞いてもいい?」 君の揺れる瞳を逃がさないように捉えて、 誤魔化されないように真剣な声で囁くと 伊「 ……( コクリ 」 目線は外されてしまったけど小さく頷かれてそれだけで満足してしまいそうになる 西「 ……俺のこと嫌い?」 好き? とは聞かないのは俺のずるい所 驚いたのか、その言葉でバッチリ目が合う 伊「 …き、嫌いじゃないよっ 」 ギュッと抱きしめたくなる衝動を抑えて 西「 ん、よかったー。」 伊「 …ねぇ、話ってそれだけ?」 西「 それだけってあんた!俺の生死に関わる問題なんだぞ。← 」 伊「 大袈裟すぎ~ ふふふ 」 西「 かわいっ///…久しぶりにちぃちゃんの笑顔見れた。」 千晃が不意に〝 え? 〟っとしたのは俺の心の声が漏れてしまったから。 _____ 長編になってしまいそうな勢い…。
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