僕の憂鬱と不機嫌な彼女

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伊「 …いつまで腕握ってるの?」 あー、なんか現実に戻されるこの感じ 今さっき笑ってたとは思えないこの感じ… 西「 ごめん…… あとひとつ聞いてもいい?」 パッと腕を離して、聞きたいことは山ほどある。けど、一番大事なご機嫌ななめな理由を聞かなくてはならない。 伊「 ん?なぁに?」 いつもの優しい口調の千晃に戻りホッとして 西「 ちぃちゃん俺に怒ってるよね?…なんで?デコチューしちゃったから?」 あー、もう殴られたって構わない そんなことより機嫌が直ってほしい。 いくら考えたって千晃が俺に対してだけ不機嫌な理由が思い当たらないんだから本人に直接聞くしか答えはでない。 伊「 そ、そんなの自分で考えろチャラ島ッ/// 」 そう言い残して大好きな千晃は真司郎の元へ走っていってしまった。 チャラ島?なんでチャラ島? チャラいから?え、でも俺チャラくなくい?! え?え?えええええ?
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