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與「 ちあちゃーん?そろそろ行こかー?」
そう真司郎がリーダーと会話している千晃に声をかけると
伊「 ん、今行く~!」
っと振り返り俺と目が合うとハッとした顔をして
伊「 ……にっしーも、来るの?」
そんなガッカリしたような顔されたらさ…
與「 行きたい行きたい言うからさ~、ええよな?」
西「 俺やっぱり帰るよ。」
行くに行けないじゃん、
2人の邪魔はやっぱりできない
2人にはしんちあの世界があって
今まで俺が勝手に千晃の隣にいただけで
2人はそうじゃなくて、
お互いが思いあってるんだ。
俺が今まで気づかなかっただけで、あの2人の間に入る隙間なんて1mmもなかったんだ。
顔も見ずに千晃の横を足早に通り過ぎる
與「 ぇっ、ちょ、にっしー?!」
ほら、千晃は俺を引き止めようともしてくれない。
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千晃に〝 にっしー 〟っと今にも消えそうな声で呼ばれたことなんて聞こえなかった
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