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人生の選択
十分大人という年齢に差し掛かり
会社社会の中で
無我夢中に生きるうちに
ゲイであることの表現が
皆無になってきて
本当にそれでよいのか
ふと疑問を感じ
どうせ一度の人生なら
ゲイである自分を
しっかり生きたくて
会社の仕事を半分に減らし
ゲイマッサージャーの道を
歩き始めた
たくさんの男に会って触れて
男の性欲の
愛しさも
温もりも
醜さも
汚さも
たくさん経験して
日々ゲイとして生きているって
実感する
こんな風に生き続けられたら
本望かと思う
この先
どんな風に
俺は生きていくんだろう
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