第1章 消せないこの気持ち

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告白されて一週間がたった。 何事もなく普通にただ楽しく過ごしていた……そう 思っていた。 私は、彼氏と一緒にお昼ご飯を食べようと探しに行 った。 その時、校舎裏に向かうのが見えたので私はその後 を追った。 「あいつまじで信じらんねぇ!」 その言葉に、私の足は止まった。 「告白したらさ、めっちゃ浮かれてんだよ!まぁ、 すぐふってやるけど!ゲームだから!」 ……ゲーム? 何を言ってるのか分からず、私の頭の中ではその言 葉が過る。 「あいつを泣かせればいいんだろう?なんか、最近 面白いことなかったからつまんないし。こういうの も、いいな!」 夢なら覚めてほしい。 私のことが好きっていうのもすべて嘘なんだ と……。 そして、それをゲームとして楽しんでる…。 私は、一歩後ずさりすると枝を踏み、音をたててし まった。 そして、今まで温かな目で見てきてた彼氏さえ、目 つきが変わり恐ろしいくらい冷たい目で私を見てき た。
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