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「お前……、なんでそんな顔してるんだよ。」
「……はぁ?てか、君…誰?」
私は、少し警戒しながら恐る恐る質問した。
「さぁ!てか、なんで生きてるのに死んだ顔してる
のさ……!おばけみたい!」
私の言ったことは、あっさりスルーされた。
「…あの、そういう話なら他でやってください。私
行きますね。」
そう言い、私は少年を横切り歩きだそうとしたその
時だ。
「ねぇ……僕と勝負してよ!」
すると、私の足は止まり、私は少年の方へふりかえ
る。
少年は、この時を待ってたかのように少し笑顔で微
笑みながら話を続ける。
「それは……『嘘を信じたら負けの勝負』だよ。」
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