第2章 嘘から始まる恋

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「お前……、なんでそんな顔してるんだよ。」 「……はぁ?てか、君…誰?」 私は、少し警戒しながら恐る恐る質問した。 「さぁ!てか、なんで生きてるのに死んだ顔してる のさ……!おばけみたい!」 私の言ったことは、あっさりスルーされた。 「…あの、そういう話なら他でやってください。私 行きますね。」 そう言い、私は少年を横切り歩きだそうとしたその 時だ。 「ねぇ……僕と勝負してよ!」 すると、私の足は止まり、私は少年の方へふりかえ る。 少年は、この時を待ってたかのように少し笑顔で微 笑みながら話を続ける。 「それは……『嘘を信じたら負けの勝負』だよ。」
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