僕の扉が開いた

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「セイちゃんって結構考えてるんだね」 「考えてる?」 「うん、 だって一見すると何も悩み無さそうな無邪気な雰囲気があると思うんだよね。 でも、 そうやって他人(ひと)のことをよく考えてるからそういうこと思うんだろうし」 「でも、 嫌いな人は嫌いよ。 面と向かって文句言ってしまうこともあるし。 てか、 それで話さなくなった人もいるし」 「アハ、 それがまたセイちゃんらしくて良いんじゃない?だって誰でも嫌いな人いるし、 まぁ、 我慢して付き合ってる人もいるけど。 でも、 僕はまだセイちゃんのことよく知らないけど、 少なくとも僕は結構口悪いって言われるから、 普通にセイちゃんの方が僕のこと嫌になるかもしれないでしょ?だから、 よくわかんないけどセイちゃんはセイちゃんらしくいたらいいんじゃない?」
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