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２学期も後僅か 私は夏休いったい何やってたんだか
夏実に電話するも出ない 電源は切れたままだった
あ！翔梧なら知ってるかも知れない
空(お疲れ様です 花火大会の時に一緒に来てた翔梧くんの友達で ヒロって人の連絡取れませんか？ヒロさんと仲良くしてた 私の友達で夏実と連絡取れません ヒロさんなら何か知ってるんじゃないかと ごめんなさい忙しいのに)
彼にLINEを入れてみた
彼から連絡来たのは 夜遅くだった
(寝てるかな？遅くなってごめん ヒロに連絡したけど どうやらヒロも連絡取れないと言ってた バイト先にも行ったけど 無断欠勤だって)翔梧
空(そっか 自宅に電話しても誰も出ないし 一度家に行ったけど留守だったんだよね ありがとう)
２学期になれば会えると思ってた
やがて２学期になり 教室はガヤガヤと賑わってた
夏実の姿がない…イヤな予感がした
担任が教室に入るなり
(夏実の姿が見えないけど 先生何か知ってますか？)
(あ…金森さんね 金森さんは高校を辞めました)
(え！！！私聞いてない 何で？急に…)
(家の都合でと ご父兄から連絡がありました)
(本人じゃなく？先生今日は早退させて下さい 今から夏実の家に)
(居ないわよ 金森さんは引っ越したらしいから)
自分を悔やんだ 夏実のお母さんとこを聞いてれば良かった
黙ってても涙が出てくる 夏実に会いたい
(倉崎さん 保健室で休んでなさい)
(ハイ)
保健室へ向かってると後ろから
(空…待って)
掛けよってくる咲里
(私も一緒にいるよ)
(ありがとう)
咲里と色々話た 私たち子供は探す術がない
(取り敢えず 今度の休みの時近所の人に聞いてみる)
(そうだね 何か手掛りあるかも知れないね)
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