第2章 学生時代

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何気に開く携帯 昔は良くLINEしたりしてたなぁ 最近は誰も来ない 寂しいね… 久々開くFacebook…あぁ そう言えば高校から全くしてなかった 懐かしい ん?翔梧のFacebookだ いつ始めたんだろ 同じサークル仲間かな?楽しそう 見るつもりなかったが 下に行くにつれ 見覚えある顔があった (何で?どうして紗菜が一緒に翔梧と) ツーショットではなかったが え!紗菜は翔梧と同じ大学? イヤだったけど 確かめたく翔梧にLINEした 空(お久しぶり翔梧くん 元気してますか? ) 翔梧からの返事はなく 既読さえ付かない 紗菜と付き合ってるのかな?何か胸騒ぎがする 私の事調べたりしてるのが蘇る 私はそのまま眠ってしまった 翌日は溜まった洗濯したり 部屋を掃除したり 結構時間潰しになる 昼から夕飯の買いだしに行き その前に父の入院してる病院へと行った (明日退院だね 良かったよ何事もなくて) (心配かけてすまん) (ね…お父さん 一人で溜め込んじゃダメだよ ストレスなるから) (何も溜め込んでないさ) (そう?じゃ 明日は奮発して料理作るよ お父さんは消化いいのだけどね) (え~肉食べたいなぁ ビールも) (当分ダメかな?フフフ) (ストレスになる~ハハハ) (あ!退院したら私に時間くれる?1時間程) (何?何の話だろ…まさか彼氏とか 勘弁してよ!) (今は内緒 じゃ明日ね) 自宅に戻り夕飯準備 カレーに込めた とろ火で煮てる所に携帯が鳴った 翔梧からだ (元気だよ 空は?)翔梧 空(元気だよ 今実家に帰ってるんだ ) (そうなの?俺も帰ってるよ)翔梧 空(へぇ 偶然だね じゃ今から会えないかな?) (あ…じゃ 7時頃なら 車で迎えに行くから)翔梧 空(免許取ったんだ) (うん)翔梧 空(じゃ 後でね) 私は何も知らない そう翔梧の事は 高校の時付き合って欲しいと言われ 彼氏なのか彼女なのか 判らないまま今に至った ほんの少し紗菜の事聞いても良いよね?
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