第2章 学生時代

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コンビニ寄って ブラブラしてた まだ帰りたくなく (本でも買って帰ろうかな あ!ジュースも 陸の好きなアイスとお菓子に この唐揚げ美味しそう ) 気づけば袋一杯なってた 私何やってんだろ (ただいま~お腹空いたよ カレーある?) (まだあるわよ 明日まであるんじゃない?) (陸 おみやげアイスあるよ) (お~サンキュー) (ご飯食べたらちょっと寝るから 明日シャワー浴びるから) 部屋に入り 何度も寝がえり…もう翔梧消そう あったらまた見てしまう 私の携帯から翔梧を削除した そして着信拒否を設定した さようなら翔梧 あ!知らない番号も許否 さ!寝ようっと 意外とあっさりしたもんだ 明日 父に何て切り出そうか そればかりで翔梧の事は頭になかった 翌日 お昼近く父が退院してきた (お父さん退院おめでとう) (ありがとう) (座って ) 父をソファーに座らせ (ハイ おまもり) (え?何?) (陸と私からの退院祝いだよ) 陸には一声かけていた 遅くなるから先にあげててって 照れ臭いのだろ (何だろ…) (開けてよ) (あ!ネクタイ) 父がビックリしてる 勿論母も (どうしたの?) (イヤ何でもないよ) 何故か泣いてる (ネクタイで泣かないでよ 歳とると涙ぼろくなるって言うけどさ) それから陸も帰宅し 家族だけの快気祝いをした (姉ちゃんずるい ウニばかり食べてる) (久しぶりだもん寿司なんて あんたは出世して腹壊す程食べな) (あ!空 話って?昨日言ったの何?) 陸が私を見た (今日はいいよ 明日話から 今日はゆっくりしないとね) (話って何よ) (お母さんには秘密かな?まっ!そのうちにね) (え~何か秘密はイヤだな フフ) (あ…お腹一杯だ) (そりゃそうだろ そんなに食べればブタまっしぐらだ) (陸知らないのね お姉さまは太らないのよ) 家族団欒はあっと言う間にお開きに あ…明日 憂鬱。
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