第2章 学生時代

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近くの喫茶店に入りカフェオーレを注文 (咲里久しぶりだね ビックリした) (空 私もビックリしたよ まさか居るとは思わず) (懐かしいね あの頃が一番良かったかも) (あの頃って まだ一年しか経ってないよフフ あ!前さ夏実にそっくりな人みたんだよね) (嘘 本当に?何処で?) (渋谷だったかな 横断歩道ですれ違って でも 向は知らない感じだったから 私もそのまま歩いたけど) (人違いだったんじゃない?) (そうかもね 雰囲気が全く違ってたしね 何か水商売?てな感じだった) (夏実は保育士になるのが夢だったから 違うと思う 電話も換えてるみたいだし 捜しようがないんだよね) (何処で大学生活どう?) (楽しいよ 彼も出来たしね 殆どデートはコートだけど) (彼もテニスしてるんだ 何か凄い そのうちプロになって 私なんか見向きもされないだろうな~) (ワハハそれはないわ 空はどうよ 専門) (今は必死 頭悪いからね~中々飲み込めなくて) (あ!彼とは上手くやってるの?) (…別れた 別に彼女出来たみたいだし) (何それ 同じ大学の?) (あの紗菜が彼女…) (紗菜って テニス部だった紗菜?) (うん) (何かヤバくない?ずっと空に付きまとってさ) (根が深いと思う) (空 意味分からないけど) (解決したら ゆっくり話すよ) (分かった たまには連絡しなさいよ) (咲里のほうこそハハハ) (じゃ~そろそろ解散しょうか?) (そうだね) 解散後 図書館に戻る事なく 自宅に戻った (ただいま~あれ?誰もいない…) 冷蔵庫を開けお茶を飲んでると陸が帰宅した (お帰り) (姉ちゃん言った?親父に) (うん 陸の誤解だったよ) (じゃ…誰だったの?) (知り合いの娘さんらしい) (責任とか 許さないとかは?) (多分他の人の事じゃないかな?) 受験を控えてる陸には あまり詳しく言えなかった
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