洗脳

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(え?知り合い?) (うん 俺の彼女…嘘ワハハ) (じゃ生6ね 後は適当におつまみを) (分かりました) 翔梧がいる 神様ありがとう オーダーされた物を次々と持って行く私 (空ちゃんも飲もうよ) (あ…私未成年ですし 仕事中ですから) その場を後にした 後ろから声がした (空 仕事終わったら話がしたいから) (良かった 私も翔梧くんに話があるの) (じゃ~待ってる 何時まで?) (9時に終るかな) その日は然程混んでなく 9時に終る事が出来 翔梧は一人店で待っていた (お待たせ 出ようか) (何処か行く?) (ん…じゃファミレスで) 歩いて5分程のファミレスへ向かった 昔は必ず手を繋いでたなぁ ふと昔が甦った 角の席に座り 冷たい物を頼んだ (久しぶりだね 空) (うん まさか会えるとは思わなかったよ 紗菜さんは元気?) (……別れた) (え!!!どうして) (ん…理由はない ) また振り出しになった… (空の話って何?) (紗菜さんと別れたなら 必用ないかなって) (空 意味分からない 詳しく述べよう) (あ!ね 紗菜さんが置いて行ったブラシとかある?) (みんな棄てたよ ブラシがどうかした?) (実は…) 私は翔梧に全てを話した (紗菜さんの居所分からないし 翔梧の事も分からなくなったし) (ん?俺の事が分からなくなったって) (だって紗菜さんとお付きあいしてると聞いたら 普通削除するやん) (あ…なる程ね じゃ新に教えるよ番号 携帯換えたんだ 新しい番号はこれ) (何で換えたの?) (…空のお父さんと同じ気持ちかな ほら携帯だして) (あ…ハイ) (絶対削除するなよ) (うん もし紗菜の事分かったら教えて欲しい) (あまり係わりたくないけど 分かった) (空 勝手だけど たまにこうして会ってくれる?) (どうしょうかな…参ったなぁ フフいいよ友達としてね じゃなきゃまた翔梧から振られたらスルメになっちゃう) (俺スルメ大好き ほら焙って喰って 食らい付いてやる) 久々私は笑った 心の底から 翔梧も笑ってた 名残惜しむも じゃまたねと言って別れた
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