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(お祖父様も亡くなられたし 夏実には辞めて貰う でも千枝子さんは居て欲しい 子育てとか聞きたいし)
(空さんも大変ね 夏実辞めるかしら)
(悠一さんと相談してみます)
悠一が帰宅して話をした
(夏実だけど お祖父様は亡くなられた事だし 辞めて貰う事出来ないかしら)
その時夏実がリビングに入って来た
(待って下さい もう少し…今此処を出されたら私 行く所がない お願いします)
泣き出す夏実
(夏実ちゃん…ほら こう言ってるし)
(でも お祖父様が亡くなられ ひと月以上経ってるのよ 普通は考えるよね?)
(空 君は酷い人間だな ガッカリだよ)
(どっちが…酷いのよ 夏実が辞めないで 此処に居座るなら 私が出ていく)
(だったら出ていけよ!)
私は今までの鬱憤を捲し立てた その時玄関がざわついた 義両親が慌てて中に入ってきた 千枝子さんが両親を呼びに行ったらしい
(悠一 お前は一体何やってんだ)
(空が出て行くって 被害妄想もいいとこだよ 毎日 毎日同じ事聞かれ 挙げ句お手伝いの夏実さんまで迷惑かけて)
(わっ 私は大丈夫です悠一さん…うっ…)
(夏実さん大丈夫?)
義母さんが夏実の後を追った
(悠一 あんた!夏実さんに 夏実さん妊娠してるわよ)
(お前 死んだ爺さんそっくりだな)
私は気を失いかけた 支えてくれた千枝子さんに座るように言われた
(嘘だろ?てか僕は見覚えない 僕?)
夏実を見た悠一さんが固まってた
(ごめんなさい あの時悠一さんが 妻には内緒でって ダメだと抵抗したけど ごめんなさい空 本当に…)
再び泣き出した夏実
(ちょっと待って 僕はお酒飲んで記憶が あの時 僕言ったよね?そしたら夏実ちゃん 大丈夫だよって)
(あら?私を抱いてって言ったのは夏実からだったんじゃないの?)
千枝子さんが割って入った
(もう 止めて!もう聞きたくない)
(千枝子さん 空さんと凜ちゃんを連れて私たちの家に 千枝子さんも着いててあげてくれるかしら?)
(分かりました)
私たちは義両親宅にお世話になる事になった
自宅では両親と悠一さんに 夏実が話してる
和室に布団を敷いて 私 凜 千枝子さん三人並んで寝た
千枝子さんが色々話てくれた!
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