ボクとアラカの非日常

1/2
1人が本棚に入れています
本棚に追加
/21ページ

ボクとアラカの非日常

※※※※ 「あいつの肩をたたきなさい、明」 「……りょうかい」 しぶしぶ立ち上がり、さっと近づいてそのまま肩を叩く。 「……えっ、あっ」 特に仲良くもない男子生徒に親しげに触れられて、かなり困惑のご様子。 ボクもとりあえず「や、あ、間違えました」などと適当に繕うしかない。 そんな二人の様子を見て、アラカが一言。 「これで事件は起こらなかったわ!」 未然解決。 アンケースイズクローズド。 ボクは静かにため息をついた。
/21ページ

最初のコメントを投稿しよう!