あとがきにかえて
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記憶を辿る旅にでる 帰り道など気にせずに あのときの声はかすれて 耳に響いたままだった 訪れる白夜と蟻の行軍 夢の淵まで溶けていく 絶対温度はキープして ただ見つめてる瞳を潰せ あれこれ並べる言い訳を 大人はこぞって好む好む 何も明確にならないまま 命を貼ってベタベタにする 復帰したての詩人に 居場所を提供すれば ほら君だって 生きている詩人になる 世のさまよう魂を 全て飲み込んでしまえ
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