超高速5号

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貴様がどうなろうが 私の知った事ではない 地に這う花を刺し違えて 無駄に命を削るもんじゃないよ 必ずしも想いは届くとは限らない わざとらしい体温は 冷えていく ガラガラと音を立てて あぁ、私は相変わらず不器用だ 用意された恋は トキメキを忘れて キラメキを施した 一種の催眠術のようだった 姿を見せないのは 知った事ではない この体感温度はまだ眠らない お や す み よ
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