エピソード2

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そして、あっという間に十二月、街の喧騒に驚いた、もう一年たっちゃったー。 忙しすぎて忘れていた、年末の大イベントを 「冬休み!」 「うそー」 今日からだという、ちゃんと言ったよという歩巳。 保育園はあるし、仕事は年末で残業続きだし。 「お願い」 「いいけどさー」 布団の下の段ボールを開けて冬物を出してほしい、夏物を片付けるから。 手を出した。 「百円?」 「ブー、三百円」 「よしのった、では歩巳隊員に本日の任務を言い渡す。冬物の捜索をせよ!」 「ラジャー」 「かっけー、俺には?」 「俺も!」 「郁弥隊員、太一隊員には、すぐに、保育園へ急行されたし」 「ラジャー!」「ラジャー!」 こんな遊びが流行ってしまった、アニメの見すぎかな?
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