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「もしもし、あたぃだよ。こんな朝早くから悪いねぇ。今ね、外人さんが家にいるんだよ。悪いが通訳してくれないかぃ?」
『……』
「そうかぃ!助かるよ!待ってるからね!」
チーンと受話器を置くと僕に振り向きニコニコとしている。どうしたんだろう?でもお互い言葉が分からないのでどうにもできない。
そして、僕がまだ食べ足りないのを察したのかまたトーストを焼いてくれたので、ありがたく頂いていると来客を知らせるチャイムがなった。
「上がっておいでー!」と叫べば、これまた白いエプロンをした女性がダイニングに入ってきた。
「悪いねぇ。言葉が通じなくてね。お願いするよ」
「あたぃに任せな!」
何やら二人でやり取りしていると、後から来た女性が話しかけてきた。
『はじめまして。ようこそ日本へ。あなたはアメリカ人かしら?』
Oh My God!!英語だ!!僕の国の言葉だ!!
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