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とわたしの味方をしてくれた。ははーっ、と時代劇の家来ばりに、マネージャーはかしこまった。
議題は別件へと移った。
会議が終わったあと、マネージャーが近づいてきて、
「原川さん、ひどいじゃないか。何も会議の場で言うことはないだろう」
恨みがましい目を向けてきた。
「ひどいのはこの件を闇に葬ろうとしたマネージャーじゃないですか」
「そ、そんな人聞きの悪いことを言わないでくれよ」
「じゃあ、何か対処してくれていたんですか?」
「も、モチロンさ」
その作り笑いを浮かべた顔には誠意のかけらもなく、わたしは、会議の場で言われるのが嫌なら、直接、課長や部長に電話してもいいと言ってやると、その笑みは強ばって、不明瞭なことをごちょごちょと言いながら、離れていった。
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