第2章 ガルーアミルク

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「夏祭りにも行きました。二人で見る花火はことの外、綺麗でした」  酔いに任せて、夢子は饒舌になっていた。 「仲が良かったんですね」 「そうなんです、マスター。だからこそ、もう何年も経って、社会人になったのにもかかわらず、彼のことを忘れられないんです」
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