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最後になってしまったけど伝えるよ
「じゃあ一緒に帰ろ。」
「うん。」
心臓の鼓動がまた早くなった。
「一つだけ聞いても良い?」
「良いよ。」
「なんで私なの。」
「ん。あー。覚えてないと思うけど劇と同じだよ。
俺もちょっとだけど嫌なことがあったんだよ。周りのやつは気軽に話しかけてくれたけど、正直きつかった。でもその時にお前が心配してくれたから、その時から好きになった。でもさ、今まで話しかけたことがなかったからいきなり話しかけたら迷惑だと思って。だからきっかけが作れた時嬉しかったんだ。」
「そんな風に考えてくれてたんだ。」
「あぁ。」
「正直私がどんな気持ちを貴方に抱いているかはわからない。だけど、」
「あぶねぇーー。」
貴方は走り出した。ドンッ。
貴方の体は空中に舞った。
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